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松谷みよ子 龍の子太郎他 まちんと まえがみ太郎 童話と言ったら私の場合出てくるのはこの人。。。。子供の頃から好きだった
松本清張 いっぱい 点と線 ゼロの焦点 私にとっての日本の推理小説の入り口はこの人かもしれない。今では「社会派推理小説」なんて言葉は死語になってしまったがこの人がいなかったらこの分野は違ったものになっていたかもしれない
眉村卓 なぞの転校生 他 子供の頃この人のSFが好きだった。かなり廃版になってしまって残念
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三浦綾子 氷点 続氷点 塩狩峠他 氷点 氷点が良かった 根底に流れるのは苦しめられた持病と信仰 人は強い部分と弱い部分を併せ持っていると感じさせられる作品が多かった
三島由紀夫 代表作はだいたい 豊穣の海 しっかりした文体と底知れないほどの理性 その中にある男のわがまま。。。。彼は何を理想としたのだろう 何を伝えたかったのだろうと豊穣の海4部作最後の天人五衰を読み終わったときに思った
水上勉 代表作はだいたい 飢餓海峡 越後つついし親不知 暗い!!でもこの暗さが好きだ 出生にまつわる暗さを引きずっているのだろうか 五番町夕霧楼と三島の金閣寺を同じ時期に読んだら混乱した 初期の推理小説はちょっと×
宮尾登美子 文庫で出てるのはきっと全部 きのね 寡作であることが惜しまれるがどれも大作であることを考えると仕方ないのかも。。。。。骨太の作品でありながら繊細さも併せ持っているのは推敲に推敲を重ねた結果のように感じる
宮城谷昌光 後宮物語他 中国古代を題材にしているのは珍しいと思う なかなかおもしろい
宮沢賢治 小学校の時「雨ニモ負ケズ」と出会い感動して他の詩を読んだらその難解さにびっくらこいた それ以来宮沢賢治のとりこになり詩集はもちろん伝記や評論を読み漁った(生意気な小学生である) 一番好きなのは「永訣の朝」
宮部みゆき 文庫で出てるのは全部 レベルセブン 若いのにすごいとびっくりした。ジャンル的にもSF・ミステリー・推理どこに入れてもおかしくない。また江戸物まであってそれもなかなか良い どの作品も当たり
宮本輝 幻の光他 読みやすい でも優駿は挫折してしまった。。。。
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向田邦子 さりげない日常生活の描写がいいなと思う なくなった時にはまだ1冊も読んでいなくてその後読むようになった
武者小路実篤 読まなきゃ行けないと思うもの何冊か。。。 つまんなかった
村松友視 アブサンシリーズ 猫ずきに悪い人はいない
群ようこ エッセイいっぱい トラちゃん 抱腹絶倒そしてペーソスがある。 「本を積んだ小船」ではそのバックボーンがわかると思う 猫ずきに悪い人はいない
室生朝子 父犀星の贈りもの 一応 まぁ犀星の娘なんで読んだ これが「杏っこ」かぁ。。。と思いながら。。。
室生犀星 だいたい かげろうの日記遺文 我が愛する詩人の伝記 卒論でした きっと何十年後には詩がいくつかしか残らないだろうなぁ。。。コンプレックスと反骨精神に支えられた人生だったのではないだろうか?評価を望んでいたのだと思う
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森村誠一 けっこう読んだ 高層の死角 悪魔の飽食  角川映画と角川文庫で「人間の条件」やって大々的に売ってる時期にかなり読んだ しばらくたって悪魔の飽食で緻密な構成を再認識をした どれを読んでもあたりはずれがないと思う
森鴎外 主な代表作品 高瀬舟 最後まで「文学者」にはならなかった人。。。。でもその作品は時代を超えて読みつがれて行くのだろう 「高瀬舟」を読んでから安楽死について考えるようになった 高校の倫社の小論文の題材にも使ったなぁ。。。。