ユア・マザー・シュッド・ノウ Your Mother Should Know
マジカル・ミステリー・ツアー、EPマジカル・ミステリー・ツアー収録 2分27秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ポール(ジョン、ポール、ジョージ)
レコーディング 1967年8月22日、23日、9月16日、29日 チャペル・レコーディング・スタジオ(8月)、アビイ・ロード・スタジオ(9月)
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ジョン・ティンパリー (8月)、ケン・スコット(9月)
美しいメロディ・ラインと、軽快なシャッフル・ビートが持ち味。ピアノとオルガンを中心とした音作りである。ブライアン・エプスタインがレコーディングに立ち会った最後の曲。

■テイク27
アンソロジー2収録 3分1秒
ボーカル ポール
レコーディング年月日 1967年9月16日
レコーディング場所 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ケン・スコット
演奏前、「もう1回やるの?」とポールがジョージ・マーティンに泣きごとを言っている。ギターは入っておらず、リンゴのドラムは変則的。


ユー・ウォント・シー・ミー You Won't See Me
ラバー・ソウル、EPひとりぼっちのあいつ収録  3分19秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ポール(ジョン、ポール、ジョージ)
レコーディング 1965年11月11日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
ジョン、ポール、ジョージのソフトなコーラスが決まっている。ポールのピアノはそれだけで弾き語りができるようなプレイだ。ジョンはタンバリンのみ担当。


ユーヴ・ゴーイング・トゥー・ルーズ・ザット・ガール 恋のアドバイス You're Going To Lose That Girl
ヘルプ収録 2分18秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン(ポール、ジョージ)
レコーディング 1965年2月19日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
ジョンのボーカルと、ポール&ジョージのコーラスのかけあいがさえわたる。コード進行も独特。


ユーヴ・ゴット・トゥ・ハイド・ユア・ラブ・アウェイ 悲しみはぶっとばせ You've Got To Hide Your Love Away
ヘルプ、赤盤収録 2分8秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン
レコーディング 1965年2月18日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
ボブ・ディランの「時代は変わる」の作風をまねて作ったフォーク・ロック調バラード。曲、詞、ボーカル、サウンドのすべてにディランの影響がうかがえる。エンディングのフルートには、初めて自分たちの意志で外部のミュージシャンを起用。

■テイク1&5
アンソロジー2 収録 2分44秒
ボーカル ジョン
レコーディング 1965年2月18日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
中断してしまうテイク1と、唯一完奏されたアウトテイクであるテイク5。メロディや歌い方に起伏がなく、よりディラン風だ。途中、グラスが割れる音と、それをジョンが言葉遊びで表すようすが収められている。


ユー・キャント・ドゥ・ザット You Can't Do That
シングル・キャント・バイ・ミー・ラヴ、ア・ハード・デイズ・ナイト収録 2分33秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン(ポール、ジョージ)
レコーディング 1964年2月25日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
ジョージが初めて12弦ギターを使ってレコーディングした曲。イントロのリフは12弦ならではのなめらかさである。間奏のソロはジョン、カウベルはポール、ボンゴはリンゴがそれぞれ担当。

■テイク6
アンソロジー1収録 2分40秒
ボーカル ジョン
レコーディング 1964年2月25日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
ジョンのカウント・インがユニークな、ガイド・ボーカル入りのベーシック・トラック。ジョージのギターはやはり12弦。コーラスはまだついていない。


ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー You Never Give Me Your Money
アビイ・ロード収録 4分2秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ポール(ポール)
レコーディング 1969年5月6日、7月1日、11日、15日、30日、31日、8月5日 オリンピック・サウンド・スタジオ(5月)、アビイ・ロード・スタジオ(その他)
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア グリン・ジョンズ(5月)、フィル・マクドナルド(7月1日、11日、15日)、ジェフ・エメリック&フィル・マクドナルド(7月30日、31日、8月5日)
アップルの財政状態の悪化について歌った曲。未完成の作品を集めて1曲に仕上げたもので、ピアノの弾き語りに始まってホンキー・トンク調、さらにはロックンロールへと展開する。この曲からアルバム『アビイ・ロード』B面の壮大なメドレーが始まる。


ユー・ノウ・ホワット・トゥ・ドゥ You Know What To Do
アンソロジー1収録 1分57秒
詞・曲 ジョージ ボーカル ジョージ
レコーディング 1964年6月3日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
ジョージの初々しい未発表曲。同じ日に緊急入院したリンゴが不在のままレコーディングされたデモ・テイクだ。タンバリンはジョンが担当。


ユー・ノウ・マイ・ネーム You Know My Name (Look Up The Number)
シングル・レットイットビー、パスト・マスターズ2収録 4分19秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン、ポール
レコーディング 1967年5月17日、6月7日、8日、1969年4月30日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジェフ・エメリック、ジョージ・マーティン(1967年)、クリス・トーマス(1969年)
エンジニア ジェフ・エメリック(1967年)、ジェフ・ジャラット(1969年)
電話帳に書かれていたフレーズをヒントにジョンが作ったコミック・ソング。ビートルズの作品でもっとも風変わりなもののひとつである。ポールは非常に気に入っている。一部でローディのマルが歌い、サックスにはローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズが参加。

■ステレオ・バージョン
アンソロジー2収録 5分42秒
ボーカル ジョン、ポール
レコーディング 1967年5月17日、6月7日、8日、1969年4月30日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン(1967年)、クリス・トーマス(1969年)
エンジニア ジェフ・エメリック(1967年)、ジェフ・ジャラット(1969年)
リラックスした雰囲気に満ちている。マスター・バージョンはモノラルだが、こちらはステレオ・ミックス。編集でカットされていた未発表部分も含め、より長い演奏を聴くことができる。


夢の人
アイヴ・ジャスト・シーン・ア・フェイス参照


ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ You Like Me Too Much
ヘルプ、EPイエスタデイ収録 2分35秒
詞・曲 ジョージ ボーカル ジョージ(ジョージ)
レコーディング 1965年2月17日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
初期のジョージにはめずらしく、ギターが前面に出ていない曲。ポールとジョージ・マーティンの弾くアコースティック・ピアノと、ジョンの弾くエレクトリック・ピアノが印象的。


ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー You Really Got A Hold On Me
ウィズ・ザ・ビートルズ収録  3分0秒
詞・曲 ウィリアム・スモーキー・ロビンソン ボーカル ジョン、ジョージ(ポール)
レコーディング 1963年7月18日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
スモーキー・ロビンソン&ミラクルズが1962年に発表した曲。ジョンとジョージがツイン・リード・ボーカルを担当する唯一の曲。

■BBC
ライヴ・アット・ザ・BBC収録 2分37秒
ボーカル ジョン、ジョージ
レコーディング 1963年7月30日 プレイハウス・シアター
プロデューサー バーニー・アンドリュース
エンジニア 不明
『サタデイ・クラブ』より。アルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』で発表する前の演奏。

■ライブ)
アンソロジー1収録 2分58秒
ボーカル ジョン
レコーディング 1963年10月24日 カーラプラーンスステューディオン(ストックホルム)
プロデューサー クラース・ブールリング
エンジニア ハンス・ウェストマン
スウェーデンのラジオ用ライブより。リードを歌うジョンとハーモニーを歌うジョージの歌詞がところどころ食い違っているが、正しいのはジョージ。最後のほうでポールらしき声も聞こえる。


ユール・ビー・マイン You'll Be Mine
アンソロジー1収録 1分38秒
詞・曲 ポール−ジョン ボーカル ポール
レコーディング 1960年 フォースリン・ロードのマッカートニー家(リバプール)
プロデューサー 不在
エンジニア 不在
スチュ在籍時のホーム・レコーディングより。ジョンとポールがさまざまな声色で歌うオリジナルのコミック・ソング。ジョンのナンセンスな言葉遊びもユーモラス。