ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス
1963年11月4日に行なわれた「ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス」で、ラスト・ナンバーの‘Twist And Shout’を演奏する前に、ジョンが王族ならびに貴族が顔をそろえた客席に向かって述べた
「次に演奏する曲にはみなさんも参加していただきたいと思います。安い席の方は手拍子をお願いします。そのほかの方は宝石をジャラジャラ鳴らしてください」


ロス・パラノイアLos Paranoias
アンソロジー3収録 1分4秒 /詞・曲 ョン−ポール−ジョージ−リンゴ ボーカル ポール
レコーディング 1968年9月16日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー クリス・トーマス/エンジニア ケン・スコット
ジョンがふざけて発した言葉から生まれた即興曲。『ホワイト・アルバム』のセッションのあいまに、「ステップ・インサイド・ラヴ」に続いて演奏された。歌詞はスペイン語風だが、意味に関係なく言葉の響きだけを楽しんでいる。


ロッキー・ラックーン Rocky Raccoon
ザ・ビートルズ収録 3分32秒 /詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ポール(ポール)
レコーディング 1968年8月15日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン /エンジニア ケン・スコット
ポールがジョンとドノバンの助けを借りて作った曲。主人公ロッキーが恋人を奪った男と対決する物語。ジョンのハーモニカを聴くことができるビートルズ最後の作品。
■テイク8
アンソロジー3収録 4分10秒/ボーカル ポール
レコーディング 1968年8月15日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン/エンジニア ケン・スコット
途中で失敗し、冗談まじりのアドリブになってしまうテイク。セッション中に何度も歌詞を直して語呂のよさを追求していた過程がわかる。


ロック・アンド・ロール・ミュージック Rock And Roll Music
ビートルズ・フォー・セール、EPビートルズ・フォー・セール収録 2分30秒/詞・曲 チャック・ベリー ボーカル ジョン
レコーディング 1964年10月18日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン /エンジニア ノーマン・スミス
チャック・ベリーが1957年に発表したロックンロールの名曲。ジョンのボーカルはもちろん、ジョージ・マーティンのピアノも聴きどころ。
■BBC
ライヴ・アット・ザ・BBC 2分0秒/ボーカル ジョン
レコーディング 1964年11月25日 プレイハウス・シアター
プロデューサー バーニー・アンドリュース/エンジニア 不明
『サタデイ・クラブ』より。4番まであるうち3番までのショート・バージョン。ピアノが入っていない。日本語タイトルは変更されている。
■ライブ
アンソロジー2収録 1分39秒/ボーカル ジョン
レコーディング 1966年6月30日 日本武道館ホール(東京)
プロデューサー 不明 /エンジニア 不明
日本公演初日の1曲目。2番までしかないショート・バージョン。チューニングを半音下げている。やはりピアノは入っていない


ロニー・ドネガン
1955年11月にブルース歌手ハディ・レッドベターの歌で有名なフォーク・ブルース・ナンバー「ロック・アイランド・ライン」を大ヒットさせ一躍当時の若者達のアイドルとなった もちろんビートルズの4人も例外ではなかった


ロリー・ストーム&ハリケーンズ
ビートルズ加入前のリンゴが参加していたバンド


ロール・オーバー・ベートーヴェン Roll Over Beethoven
ウィズ・ザ・ビートルズ収録 2分44秒
詞・曲 チャック・ベリー ボーカル ジョージ
レコーディング 1963年7月30日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
チャック・ベリーが1956年に発表した曲。1961年まではジョンが、その後はジョージが歌ってライブに欠かせないナンバーになった。

■ライブ
アンソロジー1収録 2分21秒
ボーカル ジョージ
レコーディング 1963年10月24日 カーラプラーンスステューディオン(ストックホルム)
プロデューサー クラース・ブールリング
エンジニア ハンス・ウェストマン
スウェーデンのラジオ用ライブより。ラスト近くでポールがジャズ風のベースを聴かせる。

■BBC
ライヴ・アット・ザ・BBC収録 2分15秒
ボーカル ジョージ
レコーディング 1964年2月28日 BBCピカデリー・スタジオ
プロデューサー ブライアント・マリオット
エンジニア 不明
『フロム・アス・トゥ・ユー』第2回より。演奏前、司会者に「ベートーベンを歌うのは好き?」と聞かれたジョージは「好きじゃない。もう28年も歌ってるから」と冗談をとばす。

■ハリウッド・ボウル・ライブ
スーパー・ライヴ収録 2分11秒
ボーカル ジョージ
レコーディング 1964年8月23日 ハリウッド・ボウル(ロサンジェルス)
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ジェフ・エメリック
イントロや間奏のギターはアドリブたっぷり。ラスト近くのベース・ランはジャズ風。


ロンサム・ティアーズ・イン・マイ・アイズ Lonesome Tears In My Eyes
ライヴ・アット・ザ・BBC収録 2分36秒
詞・曲 ジョニー&ドーシー・バーネット−バーリソン−モーティマー ボーカル ジョン
レコーディング 1963年7月10日 エオリアン・ホール
プロデューサー テリー・ヘネベリー
エンジニア 不明
『ポップ・ゴー・ザ・ビートルズ』第6回より。1956年にジョニー・バーネット・トリオが発表した曲。「ジョンとヨーコのバラード」のギターとボーカルのアイデアがここにある。


ローンチー Raunchy
ジョージがはじめてジョンとポールの前で弾いた曲 その結果クオリーメンに参加する事になった


ロング・トール・サリー(のっぽのサリー) Long Tall Sally
EPロング・トール・サリー、パスト・マスターズ1収録 2分2秒
詞・曲 エノトリス・ジョンソン−リチャード・ペニマン−ロバート・ブラックウェル ボーカル ポール
レコーディング 1964年3月1日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
リトル・リチャードが1956年に発表した曲。デビュー前からポールの十八番で、ビートルズのライブで10年以上演奏された数少ない曲のひとつ。最初のギター・ソロはジョン、2回目はジョージ。ピアノはジョージ・マーティン。EPでの日本語タイトルは「のっぽのサリー」。

■BBC
ライヴ・アット・ザ・BBC収録 1分52秒
ボーカル ポール
レコーディング 1963年7月16日 BBCパリス・スタジオ
プロデューサー テリー・ヘネベリー
エンジニア 不明
『ポップ・ゴー・ザ・ビートルズ』第9回より。同名のEPで発表する1年近く前の演奏。ピアノは入っていない。

■アラウンド・ザ・ビートルズ
アンソロジー1収録 1分44秒
ボーカル ポール
レコーディング 1964年4月19日 IBCスタジオ
プロデューサー ジャック・グッド
エンジニア テリー・ジョンソン
テレビ特番『アラウンド・ザ・ビートルズ』より。口パクがしやすいようにイントロがついている。ジョンのギター・ソロはダビングされている。

■ハリウッド・ボウル・ライブ
スーパー・ライヴ収録 1分55秒
ボーカル ポール
レコーディング 1964年8月23日 ハリウッド・ボウル(ロサンジェルス)
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ジェフ・エメリック
やはりピアノは入っていない。ジョンのギターがよく聞こえる。リンゴのドラムもパワフル。


ロング・ロング・ロング Long Long Long
ザ・ビートルズ収録 3分3秒
詞・曲 ジョージ ボーカル ジョージ(ジョージ)
レコーディング 1968年10月7日、8日、9日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ケン・スコット
アコースティックなサウンドで神への愛を歌った、ジョージらしいメロディアスなワルツ。スタジオ内でインドの香をたき、その香りが充満するなかでレコーディングされたという。


ロン&デレク・バン・イーストン Lon&Derek Van Eaton
ジョージのバックアップを得てニューヨークのアップルからデビューしたデュオグループ 彼らのデビュー・アルバム「ブラザー」の「スウィート・ミュージック」「ウォーム・ザ・ウーマン」はジョージがプロデュースを担当している