ゲッティング・ベター Getting Better
サージェント・ペパー収録 2分47秒
詞・曲 ジョン−ポール
ボーカル ポール(ジョン)
レコーディング 1967年3月9日、10日、21日、23日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ピーター・ビンス(23日)、ジョージ・マーティン(その他)
エンジニア マルコム・アデイ&ケン・タウンゼンド(9日)、ジェフ・エメリック(10日、21日)、ピーター・ビンス(23日)
ポールが作り、歌詞の一部をジョンが手伝っている。ポールのベース・プレイは2オクターブ離れた音を連続して使う。ジョージのタンブーラ、リンゴのコンガなどさまざまな楽器が使われている。


ゲット・バックGet Back
・シングル・バージョン
シングル、パスト・マスターズ2、青盤収録 3分11秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ポール(ジョン)
レコーディング 1969年1月28日 アップル・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア グリン・ジョンズ
19枚目のシングル。内容はポールからジョンへの呼びかけとも解釈できる。ジョンがリード・ギターを担当。エンディングではブレイクに続いてポールのアドリブ・ボーカルが入る。ビリー・プレストンがピアノを弾いている。

・アルバム・バージョン
レット・イット・ビー収録 3分7秒
レコーディング 1969年1月27日(オープニング)、28日、30日(エンディング) アップル・スタジオ、アップル・ビル屋上(セリフ)
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア グリン・ジョンズ
フィル・スペクターが編集。演奏はシングルと同じだが、オープニングにジョンのふざけた替え歌を、エンディングにはアップル屋上ライブでのジョンのコメント「オーディションに合格しますように」を追加している。

・アップル屋上ライブ・バージョン
アンソロジー3収録 3分7秒
レコーディング 1969年1月30日 アップル・ビル屋上
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア グリン・ジョンズ
アップル屋上ライブのラスト・ナンバー。演奏は粗いが、歴史的瞬間の記録である。ポールは警官を皮肉った内容をアドリブで歌っている。


ゲット・バック
ビートルズは、一連のゲット・バック・セッションを録音したテープを、セッション中にサウンド・エンジニアとして立ちあっていたグリン・ジョンズに託し、そこからアルバムを作るように要請。
選曲やミキシングが何度かやりなおされ、約10か月後にやっと形になったのが、アルバム“GET BACK”だ。

「原点に帰る」ことをコンセプトとしたセッションを反映して、アルバムはライブ録音の音が忠実に生かされていた。リリースに向けてジャケット・デザインまで決まっていたにもかかわらず、ビートルズから最終的な承諾が得られずに、けっきょくは未発表となった。“LET IT BE”の前身とでも言うべきアルバム。 

「原点に帰る」ため、デビュー・アルバム“PLEASE PLEASE ME”のジャケットを再現して、同じ場所で同じアングルで撮った写真が使われることになっていた


ケネディ空港
ビートルズが初めてアメリカに降り立った空港 ブライアン・エプスタインはビートルズの人気を大きく見せる為に空港にファンのサクラを多数用意していたという


Ken Asher(ケン・アッシャー)
ピアニスト件プロデューサー