カイエンヌ Cayenne
アンソロジー1収録 1分13秒
詞・曲 ポール ボーカル なし
レコーディング 1960年 フォースリン・ロードのマッカートニー家(リバプール)
プロデューサー 不在
エンジニア 不在
スチュアート・サトクリフがベースを弾いているホーム・レコーディングより。ポールが奏でるギター・ソロが斬新なインストゥルメンタル。


解散要求訴訟
ポールはロンドン高等裁判所にジョン、ジョージ、リンゴを相手どって訴訟を起こし、ポール自身とビートルズ、そしてアップルとの法的パートナーシップの解消を求めた。しかしポールの真意は、アラン・クラインの解職を求めることにあった。ポールはみずからも何度か裁判に足を運んだ。1971年4月25日に判決が下され、ポールが勝訴。これでビートルズの解散は法的にも認められることになった。のちにポールはこう語っている。「あの3人を訴えるなんて、できるわけがないと思った。でもアラン・クラインを訴えるには、こうするよりほかに方法はなかったんだ」


カイリ
指輪をはめた人をいけにえにする国


カイザーケラー
ハンブルグのクラブ インドラクラブ閉鎖後出演(インドラクラブ参照)一緒に出演していたのはリンゴが在籍していたロリー・ストーム&ハリケーンズ


カスバ・コーヒー・クラブ
ピートの母親モナ・ベストが、音楽に熱中する息子のために自宅の地下を改装して始めたクラブ。1959年、クオリーメンはこのクラブのオープニング・ナイトで演奏した。ビートルズとなってからも、レギュラーで出演するようになる。モナは積極的にビートルズに仕事を取ってきたりもしていた。


カム・アンド・ゲット・イット Come And Get It
アンソロジー3収録 2分27秒
詞・曲 ポール ボーカル ポール
レコーディング 1969年7月24日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア フィル・マクドナルド
リンゴが出演した映画『マジック・クリスチャン』の主題歌。ポールがピアノ、ボーカル、マラカス、ドラム、ベースを重ねてひとりでデモ・レコーディング。バッドフィンガーはこれを完全コピーして発表した。


カム・トゥゲザー Come Together
アビイ・ロード、シングルサムシング/カム・トゥゲザー、青盤収録 4分17秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン(ポール)
レコーディング1969年7月21日、22日、23日、25日、29日、30日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ジェフ・エメリック、フィル・マクドナルド
チャック・ベリーの「ユー・キャント・キャッチ・ミー」をヒントに作られたメロディ。ナンセンス詩人としてのジョンが本領を発揮している。ポールのベース・プレイも聴きどころ。初めてアルバム発売後にシングル・カットされた(「サムシング」と両A面)。

■テイク1
アンソロジー3収録 3分38秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン
レコーディング1969年7月21日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ジェフ・エメリック、フィル・マクドナルド
ジョンは楽器を演奏せず手拍子をしながら歌い、後半でタンバリンを加えている。エコーがかかっていないボーカルは、生々しく聞こえる。歌詞はマスター・バージョンとわずかに異なる。


ガール Girl
ラバー・ソウル、赤盤収録 2分30秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン(ポール、ジョージ)
レコーディング1965年11月11日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
キリスト教関係の本にヒントを得たバラード。バック・コーラスではほんとうに"tit"(おっぱい)と言っている。


軽井沢
1977年から1979年の夏はジョンは家族とともに軽井沢で夏を過ごした


カール・パーキンス Carl Perkins
ジョージの好きなロカビリー歌手 1956年にブルースェードシューズを大ヒットさせている 「みんないい子」「ハニー・ドント」「マッチボックス」は彼の作品


カンサス・シティ〜ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ Kansas City〜Hey, Hey, Hey, Hey
ビートルズ・フォー・セール収録 2分31秒
詞・曲 ジェリー・リーバー(作詞)−マイク・ストーラー(作曲)/リチャード・ペニマン ボーカル ポール(ジョン、ジョージ)
レコーディング 1964年10月18日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
リトル・ウィリー・リトルフィールドの「KCラヴィング」をウィルバート・ハリスンが「カンサス・シティ」としてヒットさせ、リトル・リチャードがと自作曲とのメドレーにして1959年に発表したバージョンを、ビートルズがカバー。

■BBC
ライヴ・アット・ザ・BBC収録 2分37秒
ボーカル ポール
レコーディング 1963年7月16日 BBCパリス・スタジオ
プロデューサー テリー・ヘネベリー
エンジニア 不明
『ポップ・ゴー・ザ・ビートルズ』第8回より。アルバム『ビートルズ・フォー・セール』で発表する1年5か月も前の演奏だ。レコードはフェイド・アウトするが、これはフル・エンディング。

■テイク2
アンソロジー1収録 2分44秒
ボーカル ポール
レコーディング 1964年10月18日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
ボーカルにエコーがかかり、フル・エンディング。