ボーイズ Boys
プリーズ・プリーズ・ミー収録 2分24秒
詩・曲 ルーサー・ディクソン−ウェス・ファレル ボーカル リンゴ(ジョン、ポール、ジョージ)
レコーディング 1963年2月11日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
シュレルズが1960年に出したヒット・シングルのB面曲。リンゴがビートルズに加わる前はピート・ベストの持ち歌だった。バック・コーラスが聴きもの。

■BBCヴァージョン シングルベイビー・イッツ・ユー収録 2分29秒
レコーディング 1963年6月17日 メイダ・ベイル・スタジオ
プロデューサー テリー・ヘネベリー 
エンジニア 不明
『ポップ・ゴー・ザ・ビートルズ』第4回より。ジョージのギター・ソロが華やかだ。レコードと違ってフェイド・アウトしない。

■アラウンド・ザ・ビートルズ
アンソロジー1収録 1分49秒
レコーディング 1964年4月19日 IBCスタジオ
プロデューサー ジャック・グッド
エンジニア テリー・ジョンソン
テレビ特番『アラウンド・ザ・ビートルズ』用に録音されボツになったもの。演奏とボーカルを別に録音

■ハリウッド・ボウル・ライブ
スーパー・ライヴ収録 1分58秒
レコーディング 1964年8月23日 ハリウッド・ボウル(ロサンジェルス)
レコードでは2回くりかえすサビを1回しか演奏していない。ジョージは12弦ギターを使用。


ホェン・アイ・ゲット・ホーム 家に帰れば When I Get Home
ア・ハード・デイズ・ナイト、EP7
アビイ・ロード・スタジオ収録 2分15秒
詞・曲 ジョン−ポール
ボーカル ジョン(ジョン)
レコーディング 1964年6月2日
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
ウィルソン・ピケット風を試みたというヘビーな作品。メロディを3つのパートに分けるなど工夫をこらした曲構成だ。3声のコーラスはジョンによる多重録音。


ホエン・アイム・シックスティー・フォー When I'm Sixty-Four
サージェント・ペパー収録2分37秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ポール(ジョン、ジョージ)
レコーディング 1966年12月6日、8日、20日、21日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ジェフ・エメリック
ポールが16歳のときに作りはじめたデキシーランド・スタイルのナンバー。父親が64歳になった1966年にサビを入れて完成させた。


ホワイ・ドント・ウィ・ドゥ・イット・イン・ザ・ロード Why Don't We Do It In The Road
ザ・ビートルズ収録 1分41秒
詞・曲 ジョン−ポール
ボーカル ポール
レコーディング 1968年10月9日、10日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー 不在
エンジニア ケン・タウンゼンド
リンゴがドラムを手伝った以外、すべての楽器をポールがひとりで演奏。単純だがさまざまな解釈が可能な詞など、作品そのもののアイデアはジョンに近い。

■テイク4
アンソロジー3収録 2分13秒
詞・曲 ジョン−ポール
ボーカル ポール
レコーディング 1968年10月9日アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー 不在
エンジニア ケン・タウンゼンド
ポールがひとりで録音したアコースティックなバージョン。少ない言葉をくりかえす曲だが、ここでは強弱をはっきりつけて歌っている。


ぼくが泣く
アイル・クライ・インステッド参照


ポップ・ギア
1965年 ビートルズをはじめリヴァプールサウンドグループが総出演するオムニバス形式の映画 ビートルズは「シーラブズユー」「ツイスト&シャウト」の2曲をライブで歌っている 出演はビートルズのほかピーターとゴードン/アニマルズ/ハニカムズ/ハーマンズ・ハーミッツ他


ホールド・ミー・タイト Hold Me Tight
ウィズ・ザ・ビートルズ収録 2分29秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ポール(ジョンジョージ)
レコーディング 1963年9月12日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
デビュー前にポールが書いた曲。軽快な曲で、手拍子が雰囲気をもりあげている。


ポップ・ゴー・ザ・ビートルズ
ビートルズがホストをつとめるBBCの連続ラジオ番組。当初は1963年6月の毎週火曜日午後5時から30分間放送の4回シリーズとして収録されたが、評判がよかったのでさらに11回分が追加され、放送は9月までとなった。ビートルズは毎回6〜7曲を生演奏したほか、ウィットに富んだトークを披露。番組にはゲストも迎えられた。


ポール・ウィナーズ・オールスター・コンサート
イギリスで最大の発行部数を誇った音楽週刊誌『ニュー・ミュージカル・エクスプレス(NME)』誌で、年間読者人気投票でトップに選ばれたアーティストが出演するコンサート。デビューの翌年、1963年にはビートルズは受賞していなかったのだが、チャートでの実績を買われて特別出演という形で演奏。翌1964年から1966年までは文字どおりトップ・バンドとしてコンサートに出演した。なお、1966年の「ポール・ウィナーズ」は、ビートルズにとって最後のイギリス国内でのライブとなった。


ボブ・ディラン Bob Dylan
ビートルズとは1964年の2度目のアメリカ公演以来の付き合い
1941年5月24日生まれで、本名はロバート・アレン・ジマーマン(現在は姓を改名してディラン)。1960年代に多くの若者に支持され、ビートルズもまた彼に興味を抱いていた。4人は1964年のアメリカ・ツアー中に初めてディランに会い、親しくなって大きく影響を与えあうようになる。

そのディランの影響で曲に詩的な要素をとり入れるようになった結果、ジョンは‘I'm A Loser’や‘You've Got To Hide Your Love Away’を作り、ポールは当時のシングルとしては異例の長さであった7分を超える大作‘Hey Jude’を作った。

4人にマリファナを教えたのも彼だった。


ボブ・ウィティカー
問題になったブッチャー・カバーを撮影した写真家 ブッチャーカヴァー参照


ポリシーン・パン Polythene Pam
アビイ・ロード収録 1分17秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン(ポール)
レコーディング 1969年7月25日、28日、30日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ジェフ・エメリック、フィル・マクドナルド
「ミーン・ミスター・マスタード」の続編。リンゴのドラムが曲をリードする。ジョンはリバプールなまりで歌っている。

■デモ
アンソロジー3収録 1分25秒
ボーカル ジョン
レコーディング 1968年5月 サリー州イーシャー「キンファウンス」
プロデューサー 不在
エンジニア 不在
イーシャー・デモより。コード進行がマスター・バージョンとは一部異なっている。


ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス While My Guitar Gently Weeps
ザ・ビートルズ、青盤収録 4分45秒
詞・曲 ジョージ ボーカル ジョージ(ジョージ)
レコーディング 1968年9月5日、6日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー 不在
エンジニア ケン・スコット
ジョージの心境を象徴的に綴った歌。ジョージと親しくなっていたエリック・クラプトンが参加し、「泣き」のギターを聴かせる。

■アコースティック・バージョン
アンソロジー3収録 3分26秒
ボーカル ジョージ
レコーディング 1968年7月25日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ケン・スコット
ジョージによるアコースティック・ギターの弾き語りと、ポールが奏でるオルガンだけというシンプルなデモ・テイク。最後の部分には、未発表だった歌詞も含まれている。


ホワッツ・ザ・ニュー・メリー・ジェーン What's The New Mary Jane
アンソロジー3収録 6分7秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン
レコーディング 1968年8月14日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ケン・スコット
アバンギャルドな音作りに挑戦したジョンの作品。『ホワイト・アルバム』の候補曲だったが最終段階ではずされた。ポールとリンゴは不参加。SEはヨーコとマル・エバンズによる


ホワット・ゴーズ・オン 消えた恋 What Goes On
ラバー・ソウル 2分47秒
詞・曲 ジョン−ポール−リンゴ ボーカル リンゴ(ジョン、ポール)
レコーディング 1965年11月4日 レコーディング場所 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
リンゴが初めて作者として名をつらねたC&Wナンバー。リンゴは5語を考えたと言われ、大半はジョンが書いている。


ホワット・ユー・アー・ドゥーイング What You're Doing
ビートルズ・フォー・セール 2分31秒
詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ポール(ポール)
レコーディング 1964年10月26日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン
エンジニア ノーマン・スミス
シュレルズ風のポップ・ナンバー。イントロとエンディングのドラムや、ジョージの弾く淡々とした12弦ギターが印象的。