エイント シー スイート Ain't She Sweet
■アンソロジー1収録 2分12秒/詩・曲ジャック・イェレン(作詞)−ミルトン・エイジャー(作曲) ボーカル ジョン
レコーディング 1961年6月22日 フリードリヒ・エベルト・ホール(ハンブルク)
プロデューサー ベルト・ケンプフェルト/エンジニア カール・ハインツ
2度目のハンブルク巡業の期間中にレコーディング。ジョンが「行進曲みたいな」と表現した勢いのあるアレンジ。原曲は1927年のジャズで、ポール・アッシュ&ヒズ・オーケストラが発表。
■アンソロジー3収録 2分6秒
レコーディング 1969年7月24日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン/エンジニア ジェフ・エメリック、フィル・マクドナルド
アルバム『アビイ・ロード』のレコーディングのあいまに行なわれた即興ジャムより。ハンブルク時代とは違い、1956年にジーン・ビンセントが歌ったソフトなスタイルにならった演奏だ。


エイト・デイズ・ア・ウィーク Eight Days A Week
ビートルズ・フォー・セール、EPビートルズ・フォー・セール、赤盤 収録 2分42秒/詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン、ポール
レコーディング 1964年10月6日、18日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン /エンジニア ノーマン・スミス
スタジオでアイデアを煮つめていった最初の曲で、フェイド・インと手拍子を効果的に使っている。ポールのベースはイントロとエンディングで3連符を弾く。途中、だれかが手拍子を間違えている。
■シークエンス(テイク1&2&4)
アンソロジー1収録 1分25秒/ボーカル ジョン
レコーディング 1964年10月6日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン/エンジニア ノーマン・スミス
イントロを決めるのにさまざまなアプローチを試みているようすがわかる。コーラスを使ったイントロや、タイトル・フレーズのメロディがマスター・バージョンと異なる。ジョージのギターはまだ入っていない。
■コンプリート(テイク5)
アンソロジー1 2分47秒/ボーカル ジョン
レコーディング 1964年10月6日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン/エンジニア ノーマン・スミス
1曲とおして演奏できたテイク。ジョージはボリューム・ペダルを使うなど新しい音を模索。リンゴのドラムも多彩になった。


エド・サリバン・ショー
アメリカの人気テレビショー 毎回人気の高いアーティストが出演し話題となった 日本では1947年から1965年までNHKで放送された
タレント発掘の名手エド・サリバンが司会をつとめた、全米で人気ナンバーワンのテレビ番組。

ビートルズが生で初出演する日には、728の客席をめぐって5万通の申し込みが殺到した。放送当日の2月9日には72%という驚異的な視聴率を記録。また、放送時間中は青少年による凶悪犯罪が全米を通じて1件もなかったと報告されている。出演交渉がまとまった当初、アメリカではビートルズはまだ無名で、だれもこのような結果を予測してはいなかった。


エニイ・タイム・アット・オール Any Time At All
ア・ハード・デイズ・ナイト、EPエクストラクツ・フロム・ジ・アルバム『ア・ハード・デイズ・ナイト』収録 2分10秒/詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン、ポール
レコーディング 1964年6月2日、3日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン(3日不明)/エンジニア ノーマン・スミス(3日不明)
コード進行が「イット・ウォント・ビー・ロング」に似ている。出だしのタイトル・フレーズは、ジョンには高すぎる音をポールが歌っている。


エピフォン カジノ Epiphone Casino (さんぽ@わてB)
ポール使用のエレクトリックギター 右利き用 1962年製色はサンバースト 
Spies Like Usのプロモーションビデオで使用されている
Paulは’62 Georgeは’64 Johnは’65年製を使用していた。Paulが他の二人に勧めたと言われている。
PaulのCasinoはHelpのアルバムでPaulが弾いたリフ(涙の乗車券、アナザーガールなどなど)はこのギターサウンド。
Gretch Country Gentleman:Georgeのものはダブルミュートでグローバーのインペリアルペグがつけられている。
’62、’63年製を使用しており、前者はミュートノブが大きく、後者は小さい。

エピフォン カジノ Epiphone Casino(トッポ@PLEASE)
センターブロックのない空洞ボディを持つセミアコ。E-230TD。ピックアップはP90を搭載。
ジョンは〜66年のライブで使用後もナチュラルに塗装を剥がしGET BACKセッションなどで愛用
ポールのモデルは62年製でスモールヘッド、ジョージはビグスビーのアーム付き。


エヴリボディーズ・ゴット・サムシング・トゥ・ハイド・
エクセプト・ミー・アンド・マイ・モンキー Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey
ザ・ビートルズ収録 2分24秒 /詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン(ジョン)
レコーディング 1968年6月27日、7月1日、23日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン/エンジニア ジェフ・エメリック(6月27日、7月1日)、ケン・スコット(7月23日)
タイトルはビートルズ・ナンバーのなかでいちばん長い。ジョンによれば「僕と僕の猿以外はみんな秘密を持っている」というタイトルは「愛しあってるヨーコと僕以外は、みんなこだわりすぎている」という意味。それ以外の詞はマハリシ・マヘシ・ヨギの講義から引用されている。


エブリバディズ・トライング・ビー・マイ・ベイビー みんないい娘 Everybody's Trying To Be My Baby
フォー・セール収録 2分23秒 /詞・曲 カール・パーキンス  ボーカル ジョージ
レコーディング 1964年10月18日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン/エンジニア ノーマン・スミス
カール・パーキンスが1958年に発表した曲。ジョージは歌もさることながらリード・ギターでも活躍している。
■BBCヴァージョン
ライヴ・アット・ザ・BBC収録 2分20秒/レコーディング 1964年11月17日 プレイハウス・シアター
プロデューサー バーニー・アンドリュース/エンジニア 不明
『トップ・ギア』と『サタデイ・クラブ』より。アルバム『ビートルズ・フォー・セール』で発表する前の演奏。レコードよりやや控え目なプレイ。
■ライブ・ヴァージョン
アンソロジー2 収録 2分44秒/レコーディング 1965年8月15日 シェア・スタジアム(ニューヨーク)
プロデューサー 不明 /エンジニア 不明
5万5600人を動員した歴史的なシェア・スタジアム公演より。演奏が始まるとジョージのボーカルはほとんど聞こえず、当時のPAが貧弱だったようすがわかる。


エヴリー・リトル・シング Every Little Thing
ビートルズ・フォー・セール収録2分1秒/詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ジョン、ポール
レコーディング 1964年9月29日、30日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン/エンジニア ノーマン・スミス
出だしはジョン、サビはポールの作。ジョージはこの曲のレコーディングに遅れてきたと言われていたが、ジョージはちゃんとリード・ギターを弾いている。リンゴはティンパニを演奏。


エムビーイー勲章 MBE
正式な名称はMost Excellent Order Of The British Empire(大英帝国彰勲章)
歴史的には比較的新しく1917年にジョージ5世によって制定されたもので5つの階級がある 最高の位はサーの位を許されるグランドクロス勲章であり下の位は5等勲功章であった 


エリック・クラプトン Eric Clapton
ヤード・バーズ ブルース・ブレイカーズ クリーム ブラインド・フェイス デレク&ドミノス
1945年3月30日、サリー州リプリー生まれ。世界有数のロック・ギタリストとして知られるエリック・クラプトンは、1964年の「ビートルズ・クリスマス・ショー」への出演がきっかけで4人と親しくなり、以降ビートルズとさまざまな接点を持つようになった。

『ホワイト・アルバム』に収録されたジョージの曲「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」でギター・ソロを弾いているのが彼。また、プラスティック・オノ・バンドのメンバーとしてジョンとヨーコともいっしょに演奏している。

なかでもジョージとはとくに親しく、それゆえに後年ジョージの妻パティはさまざまな理由からクラプトンのもとへと走ることになるのだが、それでもふたりの友情は変わることなく、1991年のジョージの来日公演にはクラプトンも同行し、共演した。


エリナ・ブロン
イギリスの女優
「ヘルプ」でアームというお姫様を演じた。


エリナー・リグビー Eleanor Rigby
シングルイエロー・サブマリン/エリナー・リグビー、リボルバー、赤盤収録 2分4秒/詞・曲 ジョン−ポール ボーカル ポール(ポール)
レコーディング 1966年4月28日、29日、6月6日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン /エンジニア ジェフ・エメリック
ストリングスをバックにポールがひとりでレコーディングした曲。バイオリンのアレンジはポールのアイデア。アレン・ギンズバーグも絶賛する詞は、エリナー・リグビーとマッケンジー神父を登場させた物語風。1966年度グラミー賞コンテンポラリー歌唱賞を受賞。
■ストリングス・オンリー
アンソロジー2 2分6秒/ボーカル なし
レコーディング 1966年4月28日 アビイ・ロード・スタジオ
プロデューサー ジョージ・マーティン/エンジニア ジェフ・エメリック
ボーカルなしの、いわばオリジナル・カラオケ。ジョージ・マーティンによるスコアと指揮で、8人の弦楽奏者が奏でる。マイクを各楽器に近づけて録音しているため、クラシック音楽の弦の音色とはかなり異なっている。