ビートルズが教えてくれた
 
 
吉田拓郎詞 岡本おさみ 曲 吉田拓郎
 
  髪と髭をのばして ボロを着ることは簡単だ 
うじうじと吹き溜まりのスナックで 腕を組みながら  考え深そうな顔をするのも楽にできる
日陰ばかりを好んでいては いじけてしまうんだぜ 
もっと陽気であっていいんじゃないか もっと陽気でもいいんじゃないか

勲章を与えてくれるなら 女王陛下からもらってしまおう 
女王陛下はいい女だから つきあってみたいとも思う
それも自由だとビートルズは教えてくれた

くれるものはもらってしまえ 欲しいものはものにしたい
その代わり捨てるのも勝手さ もらうも捨てるも勝手さ

ビートルズが教えてくれた ビートルズが教えてくれた
ビートルズが

人が幸せになるのを 批判する権利は誰にもない
みんな幸せになっていいんだ  人に迷惑さえかけなければね

ビートルズが教えてくれた ビートルズが教えてくれた
ビートルズが
 

 
レノン症候群(シンドローム)   吉田拓郎
 
 
詞 安井かずみ  曲 吉田拓郎
 
  嘘がいくらか上手くなる  なのに 今では 酒にさえ  もう心から 酔えないだろう

雲がビュンビュン 飛ぶといい 乾いた空気 晒されて  俺 からだ中 夢巻きつけて

あの はたちの頃の 快い 無邪気な  自分はもういない

レノンが云ってた 人生は  変わる所に 意味がある もう 彼女とは会えないだろう

思い出の風が吹く  忘れてた 夏が行く 時は流れ いつか  心の海に出る
海に出る
 

 
マージービートで唄わせて   竹内まりや
 
 
詞 竹内まりや  曲 竹内まりや
 
  * 衿なしスーツでキメてたあの頃  毎晩女の子から キッスの贈り物
輝いてた リヴァプール

あなたがくれたのは ただの夢じゃなくて  世界中を巻き込むほどの とびきりのセンセーション
あなたが話してる 言葉もわからずに  ひたすら追いかけた少女が ここにいる私なの

グラビアをめくるたびに その笑顔に会えたのに  胸の中でだけ 時が止まってる
細めのブーツで 刻んだリズムは  今まお少年達をしびれさせるマージービート
輝いてた リヴァプール

64年のレコード棚にある 心震わせたあのメロディ  耳元で鳴り出す
あなたが消えてから 淋しくなったけど  いつのまにか大人になって 涙さえ乾いてた
グラビアをめくるたびに その笑顔に会えたのに  胸の中でだけ 時が止まってる

* リピート

輝いてた リヴァプール 唄わせてよ マージービート
 

 
Japanese boy  杉 真理
 
 
詞 杉 真理  曲 杉 真理
 
  遠い国で Rock'n Roll 生まれたころに  東洋の片隅で 彼は生まれた

毎日がまるでサーキット・レース ゴールのない街  のみこまれるようで 抜け出した School

街はうかれてた 1964’  街を変えたのは hard day's night  どうか Ladys & Gentlemen 祝福を彼に

Japanese boy 貧しい good times boy  Japanese boy どこへ走るの

使い捨ての happy time 1978 誰も彼の歌を聞こうとしないのさ 
TVのノイズが break his heart 宙にちらばった his red stripes

彼をご存知ならば Won't you sing along with me

Japanese boy いつでも lonely boy  Japanese boy どこへ帰るの

アイスクリームだらけの国の きっとどこかで  今も歌ってるさ He's a Japanese boy 
 

 
ほこりだらけの Summer place  杉 真理
 
 
詞 杉 真理  曲 杉 真理
 
  海岸沿い溶けそうな パーキング・メーター  バイクの 音うならす Day tripper
ガードレールに腰をおろした  夏の日が俺達を ヒッチハイクしてるぜ

ほこりだらけの Summer place このアスファルトの上
C.C.R なら it's OK 何もいらないさ  こげつきそうな Summer place
君のなくした鍵は さっきLockした車の中さ

生まれつきのふだつきさ born to be wild  そんな僕もここならサティスファクション
時計の針を だまし続けて   波とビールの泡の中 浮かんでいるのさ

ほこりだらけの Summer place  飛ばす high wayの上
E.L.Oなら it's OK 何もいらないさ
こげつきそうな Summer place  君がどこの誰でも どうでもいいのさ
気ままに slow down

悪魔とモリーは通りで fan fanfan  いかしたトラベリング・バンドなら クロコダイル・ロック
誰もがいつか 年をとるけど  この場所は特別さ いつでも ever green

ほこりだらけの Summer place  バックビートのパラダイス
M.S.B. なら it's OK 何もいらないさ  こげつきそうな Summer place
君にはわかるはずさ  この場所の名は good-old-Rock'n Roll
 

 
アビーロードの街  かぐや姫
 
 
詞 伊勢正三 曲 南こうせつ
 
  あの日の君は傘さして 青山通り歩いてた  君は雨の中 ちょうど今日みたいな日だった
ビートルズの歌が 聞こえてきそうと  二人で渡った 交差点
いつもは君と 歩く道 今日は一人で歩いてる

通りがかりの喫茶店 ガラス窓越し雨の街  いつもなら君を 無理して笑わせている頃
隣の二人は 見てきたばかりの  映画の話を あれこれと
一人のテーブル つまらない 君に逢えない水曜日

車の流れが耳につく 話し相手もいないとき  ポケットをさぐり やっと見つけた10円玉
公衆電話だから 大きな声で  言えないけれど 好きなんだ
地下鉄まで帰る道 青山通り雨通り
 

 
「ロンドン急行」  井上陽水
 
 
井上陽水 詞・曲
 
 
提供 すずよしさん
 
  あこがれのロンドン急行 ブルーの色に白帯かけて  山を越え 丘を越え 谷をぬけて行く

おみやげを買う事もない 夢で見たのか窓辺の景色  想い出を壊せないイングランドの空

あこがれの ロン ロン ロン ロン ロンドン急行  ロン ロン ロン ロン ロンドン急行

忘れじの「抱きしめたい」の唄 口笛の出ない音の為 
あこがれのロンドン急行 汽笛を鳴らしておくれ

異国の町を両脇にして 旅の終わりに向かって走れ 
やさしさをただよわせ 旅の終わりと向かえ  恋人よ 行く先は着いた時に知らせる

あこがれの  ロン ロン ロン ロン ロンドン急行  ロン ロン ロン ロン ロンドン急行
 
 
 
ゼンマイじかけのカブト虫  井上陽水
 
 
詞・曲 井上 陽水
 
 
提供 けんごさん
ビートルズの解散について 歌っているような気がします。
 
  カブト虫 こわれた 一緒に楽しく遊んでいたのに 
幸福に糸つけ ひきずりまわしていてこわれた

白いシャツ汚した いつでも気をつけて着ていたのに 
雨上がり 嬉しく 飛んだり はねたりして汚した

青い鳥 逃がした 毎日毎日唄っていたのに
鳥籠をきれいに 掃除をしている時逃がした

君の顔 笑った なんにもおかしい事はないのに
君の目がこわれた ゼンマイじかけのカブト虫みた
 

 
午前九時の独り言 ゆず
 
 
作詞・作曲北川悠仁
 
 
提供 りかさん
 
 

だれだって自分を認めて欲しくて 
だれだって自分を分かって欲しいけれど
まずは自分自身が 認めてやりわかってやる事さ

嘘はつかないほうが良い 
自分を偽らない方が良い
分かってはいるけれど 
そんな日々を重ねたりもしている
 

汗かいてベソかいて笑って行こう 
惨めにくよくよ生きたりするもんか 

どこかの親が自分の子供を傷つける どこかの子供が自分の親を傷つける
どこかで少女の自由が奪われてる どこかで少年の心が歪みはじめてる
 
政治家のおじいちゃん 大きな力を手にした権力者諸君
自分の地位や名誉や金のためではなく どうかこの国を考えてください 

あの戦争が終わり50年 
今や当たり前の様に平和な国だと思っている
なぜあの戦争が起きてなぜあれだけの人が死んだのか
先生その根本をもっと深く教えてください

ラジカセの中から 平和とは想像する事と求める事から始まると
そして「愛こそは全て」と歌うあなたの声に泪が溢れた 

悲しき時代の嘆きの歌さ
悲しき世代の希望の歌さ

母さん あなたにもっと愛してほしかった 母さん あなたにもっと触れてほしかった
私は自分の愛する人に 母のような愛を求めてしまいます

だれだって自分をわかって欲しくて だれだって自分を認めて欲しいけれど
まずは自分自身が認めてやり分かってやることさ 

汗かいてベソかいて笑って行こう 
惨めにくよくよ生きたりするもんか
悲しき時代の嘆きの歌さ
悲しき世代の希望の歌さ
ただの僕の独り言さ
ただの僕の独り言なんだよ 

 

 
ある晴れた金曜日の朝 CHAGE&ASKA
 
 
提供 長野県のもうすぐ18歳さん
 
 
作詞・作曲 飛鳥涼
 
  なんだか街はパレード 大騒ぎ 鼻歌も消されて ビルの窓掃除

毎日高い空を 独り占め てなとき ロープが切れた

蟻の動きで 人が集まる 俺は空でそれを見てた

ある晴れた 金曜日の朝だった 神様と契約の 期限切れ

もうちょいっと 派手な人生欲しかった こんなこと分かってるならば
ビートルズに生まれりゃよかった

俺は自分なりのやり方で 生きる幸せ感じてた

彼女は突然を 苦しむだろうな ところが 男がいた

“ゴースト”のような 愛の形で 去りたかったけど 絶対ヤメタ!

ある晴れた 金曜日の朝だった 神様と契約の 期限切れ

もうちょいっと ちがう人生欲しかった こんなこと分かってるならば
ビートルズに生まれりゃよかった

若死にするのが 善人だっていうなら 神様は認めてくれたってわけか
それにしても突然だよ 律儀に契約どうりでさ
今度の希望欄は BEATLESだな

ゲームのような画面とFANTASY そろり目覚めた 白いドアの前にたたずむ そしてくぐった

thank you for meeting us today !
we are THE BEATLES !!

ある晴れた 金曜日の朝だった 街中が騒いでた I LOVE YOU

ジョンもポールも 俺もジョージも手を振った リンゴはいつものように
ドライヴァーをジョークでからかう

ある晴れた 金曜日の朝だった 道路沿いのビルの上から 人が舞う

歓声と悲鳴の横 手を振った
俺たち五人はいつもの
ステージに向かって進んだ