WONDERWALL MUSIC / 不思議の壁 <LP> | |||
1968年11月リリース | |||
A | B | ジョージの記念すべきファースト・ソロ・アルバムは、アップル・レーベルのLP第1作でもある。ジョージがビートルズを離れて自分のやりたい音楽を自由に展開させている。 私の所有レコードは、レコード会社のサンプル盤で、ジャケットは 大きくサンプルレコードと書いてあるだけ。 もちろんライナーノーツの類もついていなかった。これを聞くことは中学生にはかなりきつい作業だった。 というわけで、1〜2回しか聞いていない。 |
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1. Microbes 2. Red Lady Too 3. Tabla And Pakavaj 4. In The Park 5. Drilling 6. Guru Vandana 7. Greasy Legs 8. Ski-ing 9. Gat Kinwani 10. Dream Scene |
1. Party Seacombe 2. Love Scene 3. Crying 4. Cowboy Music 5. Fantasy Sequins 6. On The Bed 7. Glas Box 8. Wonderwall To Be Here 9. Singing On |
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ALL THINGS MUST PASS / オール・シングス・マスト・パス<LP> | |||
1970年リリース、全米1位、全英4位 | |||
A | B | ||
1. I'd Have You Anytime 2. My Sweet Lord 3. Wah-Wah 4. Isn't It A Pity (version one) |
1. What Is Life 2. If Not For You 3. Behind That Locked Door 4. Let It Down 5. Run On The Mill |
メンバーが制作にそっぽを向いた「レット・イット・ビー」で後にオーヴァーダブの見学に来ていたのはジョージだけ。その場でフィル・スペクターにプロデュースを依頼、快諾を得てレコーディングは開始されたという。スタジオ狂ののフィルとジョージのコンビネーションは完璧で、笑い声が絶えなかったという。 後にデレク&ドミノスとなるメンバーを中心とするバックが素晴らしい。3枚目の「アップル・ジャム」(参加ミュージシャンとのラフなスタジオ・セッション)ではクラプトンも活躍している。 ボブ・デュランと共演したA-1 と、デュラン作のB-6(デュランの同時期のアルバム「NEW MORNING 」でオリジナル・ヴァージョンが聞ける)の収録は大きな話題だった。 1971年シングルカットされた「My Sweet Load 」がシングル・カットされ1971年の最高売り上げ枚数を誇るシングルとなった。しかしアメリカのある音楽出版社から盗作で訴えられる。 アナログ盤はカートン・ボックス入りの3枚組でポスター付きという豪華な仕様。買うにはかなりの決断が必要だった。(6000円位した気がする。) 周りではさすがにこのアルバムを持っている友人はおらず、かなり悩んだ末、ジョージ担当である私が購入。私の「オール・シングス・マスト・パス」と「バングラ」は友人達の間を渡り歩いた。当時は貸しレコードもない時代だったので、だれかが買うのをみんなが待っていた。(ジョンとポールはみんな自分で買うのにジョージを買っているのは私だけだった。) |
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C | D | ||
1. Beware Of Darkness 2. Apple Scruffs 3. Ballad Of Sir Frankie 4. Awaiting On You All 5. All Things Must Pass |
1. I Dig Love 2. Art Of Dying 3. Isn't It A Pity (version two) 4. Hear Me Lord |
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E | F | ||
1. Out Of The Blue 2. It's Johnny's Birth-day 3. Plug Me In |
1. I Remember Jeep 2. Thanks For The Pepperoni |
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THE CONCERT FOR BANGLA DESH / バングラ・デシュ | |||
1972年 | |||
A | インドの独立に伴い、回教徒の多住地域であったインド北西部と 東ベンガルが一緒になって パキスタンが誕生したが、それは インド領を挟んで1500キロも離れた 東西の分断国家だった。 言語も風習も違い、人口では圧倒的に東側が多かったにもかかわらず、政治権力は西側に集中した。 当然東側から反発の声があがり、政府は軍事力を行使して東側を弾圧。 西側の支配に反対する東側の人間の人口を減らすために、71年3月には 推定100万人ともいわれる大量殺戮が行われ、それから逃れるために 大量の人々がインド領に入り込んで 難民化していったのである。 ベンガル人である、ラビ・シャンカールは教え子であるジョージに故郷の惨状を訴え、救援の手だてを相談した。ジョージは仲間達に連絡を取り、ニューヨークでロック界初と言っていい大規模なベネフィット・コンサートを行ったのである。 1971年8月1日の昼夜2回、マディソン・スクエア・ガーデンで行われたライブは、予想されたビートルズの再結成こそなかったものの、歴史的な顔合わせを実現させた。 66年8月のビートルズ最終公演依頼5年ぶりのライブとなったジョージとリンゴ、レオン・ラッセルと彼の仲間達、ドラッグ中毒でステージから遠ざかっていたエリック・クラプトン、ビリー・プレストン、そして69年夏のワイト島以来のボブ・デュラン… それまでのフェスティバルでは各バンドがそれぞれのステージを繰り広げて次へバトンタッチするのが普通だったが、ここでは出演者が合体したスーパー・バンドがショウ全体のバックを受け持つという携帯が採用された。 このスーパー・バンド・スタイルが後のチャリティー・イべントに与えた影響は大きい。 このコンサートによりジョージとラビ・シャンカールに国連児童基金(ユニセフ)より賞が贈られた。(コンサートの収益金、アルバム、映画の総収入は1,500万ドルに達したものの、様々な要因から目的地に送られたのは収益金のごく一部だったが。) 「オール・シングス・マスト・パス」同様、3枚組のアルバム。豪華な参加者はジョージの交友関係をあらわしている。 1部のインド音楽には辟易したものの、熱気が伝わってくるアルバム。高かったから、大事にしすぎてあまり聞かなかった。このアルバムを購入した頃はポータブル・カセット・レコーダーしか持っていなかったので録音して聞くことはできなかったのだった。 |
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1. George Harrison/Ravi Shankar Introduction 2. Bangla Dhun <Ravi Shankar> a : Sitar& Sarod Duet b : Dadra Tal-6 Beats c : Teental-16 Beats |
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B | |||
1. Wah-Wah < George Harrison > 2. My Sweet Lord < George Harrison > 3. Awaiting On You All < George Harrison > 4. That's The Way God Planned It < George Harrison > |
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C | |||
1. It Don't Come Easy < Richard Starkey> 2. Beware Of Darkness < George Harrison > 3. While My Guitar Gently Weeps < George Harrson > |
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D | |||
1. Medley a : Jampin' Jack Flash < Leon Russell > b : Youngblood < Leon Russell , Don Preston> 2. Here Comes The Sun < George Harrison > |
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E | |||
1. A Hard Rain's Gonna Fall < Bob Dylan > 2. It Takes A Lot To Laugh , It Takes A Train To Cry < Bob Dylan > 3. Blowin' In The Wind < Bob Dylan > 4. Mr. Tambourine Man < Bob Dylan > 5. Just Like A Woman < Bob Dylan > |
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F | |||
1. Something < George Harrison > 2. Bangla Desh < George Harrison > |
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LIVING IN THE MATERIAL WORLD / リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド | |||
1973年リリース | |||
A | B | ||
1. Give Me Love ( Give Me Peace On Earth ) 2. Sue Me , Sue You Blues 3. The Light That Has Lighted The World 4. Don't Let Me Wait Too Long 5. Who Can See It 6. Living In The Material World |
1. The Lord Loves The One ( That Loves The Lord ) 2. Be Here Now 3. Try Some Buy Some 4. The Day The Word Gets 'Round 5. That Is All |
オリジナル・アルバムとしては2年7ヶ月ぶりのリリース。 「オール・シングス・マスト・パス」、「バングラデシュ」の大成功の後だけに地味な印象が強いが、本来のジョージのスタンスはこの辺なのではないだろうか。 インドくさいのはきらいだ。 |
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DARK HORSE / ダーク・ホース | |||
1974年12月リリース | |||
A | B | ジョージ初のツアーは1974年11月2日、カナダのバンクーバーから始まり、12月10日のボストンまで北米で計23回の公演だった。ビートルズのメンバーによる全米規模のコンサートは1966年以来とあって、チケットは即日完売となった。ところがこれは大変な不評に終わり、以後ジョージは人前で演奏することに極端に慎重になってしまう。 本来はツアーに合わせてリリ−スされるはずだったこのアルバムのレコーディングが遅れ、録音の最終段階とツアーのリハーサルの両方を同時にこなさなければならなかったからだ。決して器用とはいえないジョージには負担が大きすぎたのであろう。 B-3はロン・ウッドとの共作。(ロン・ウッドのファースト・アルバム「 I've Got My Own Album To Do 」に収録されている。) インドくさいのはきらいだ。 |
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1. Hari's OnTour ( Express ) 2. Simply Shady 3. So Sad 4. Bye Bye Love 5. Mãya Love |
1. Ding Dong , Ding Dong 2. Dark Horse 3. Far East Man 4. It Is "He" (Jai Sri Krishna ) |
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EXTRA TEXTURE( READ ALL ABOUT IT ) / ジョージ・ハリソン帝国 | |||
1975年リリース | |||
A | B | 編集盤、シングルを除いてアップルからの最終リリース。レコードの真ん中で芯だけになってしまったアップルが悲しい。 前年に行われた「ジョージ・ハリソン・アンド・ヒズ・フレンズ・ツアー」の思わぬ不評、「ダーク・ホース」のセールス不振、多量の飲酒による肝臓病と、この当時のジョージを取り巻く環境は最悪だった。 このアルバムでは宗教色が後退して「メロディー・メーカー」誌からバック・トゥ・ザ・シックスティーズと評された。 売り上げ的にはあまりよくなかった。 当時加入していたビートルズ・シネクラブで、ジョージのあまりに悲惨な状況に、みんなで励ましのメッセージを送ろう!なんて企画があったくらいこの時期の彼は最悪だった。 アルバムはリリースするものの期待もされず、売り上げものびず。 1ファンとしてアルバムを10枚くらい買ってあげたいくらいだったが、お小遣いが少なかったので1枚しか買ってあげられなかった。 このアルバムくらいからインド臭さが抜けてくる。 |
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1. You 2. The Answer's At The End 3. This Guitar ( Can't Keep From Crying ) 4. Ooh Baby ( You Know That I Love You) 5. World Of Stone |
1. A Bit More Of You 2. Can't Stop Thinking About You 3. Tired Of Midnight Blue 4. Grey Cloudy Lies 5. His Names Is Legs ( Ladies & Gentlemen ) |
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33 1/3 / 33 1/3 | |||
1976年11月リリース | |||
1. Woman Don't Cry For Me 2. Dear One 3. Beautiful Girl 4. This Song 5. See Yourself |
1. It's What You Value 2. True Love 3. Pure Smokey 4. Crackerbox Palace 5. Learning How To Love You |
アルバムタイトルが↑わかりにくくなってしまった。ご存知でしょうが「33と3分の1」です。これは、この時のジョージの年齢、という説とレコードの回転数という説があるらしい。私は年齢だと思っていた。 宗教臭さもかなり抜け肩の凝らないアルバムに仕上がっている。私生活でもA&Mとのトラブルも解消し、パティとの離婚問題に決着を付け再婚に踏みきったりと落ち着きを取り戻している。 |
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CLOUD NINE/クラウド ナイン | |||
1987年11月リリース | |||
アナログが聞ける環境じゃないのにアナログで買っちゃったの だから聞けないの |
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TRAVELING WILBURYS/VOL.1 | |||
1988年10月リリース | |||
BEST OF DARK HORSE 1976-1989/ダークホース 1976−1989 | |||
GEORGE HARISSON WITH ERIC CLAPTON AND HIS BAND / LIVE IN JAPAN / ジョージ・ハリソンwithエリック・クラプトンand ヒズ・バンド/ライブ・イン・ジャパン<CD> | |||
DISC-1 | DISC-2 | 1991年11月、エリック・クラプトン&ヒズ・バンドと共に来日したジョージは、6会場で12公演を行い25万人を動員した。大観衆の前での演奏は、大失敗に終わった北米ツァーから数えて実に17年ぶり。 クラプトンの説得により(ライブをやろうという)実現し、ジョージはクラプトンにすべてを任せて来日したのである。 相変わらずヴォーカルは線が細いが、曲目を見るだけで涎がたれそうだ。DISC-2 8〜9はアンコール。 |
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1. I want To Tell You 2. Old Brown Shoe 3. Taxman 4. Give Me Love 5. If I Needed Someone 6. Something 7. What Is Life 8. Dark Horse 9. Piggies 10. Got My Mind Set On You |
1. Cloud 9 2. Here Comes The Sun 3. My Sweet Lord 4. All Those Years Ago 5. Cheer Down 6. Devil's Radio 7. Isn't It A Pity 8. While My Guitar Gently Weeps 9. Roll Over Beethoven |